私たちが大切にしてきた考えは、「勉強も運動や文化活動と同じように、練習を重ねれば必ずできるようになる」ということです。
たとえば、毎日走り込みをすれば少しずつ体力がついていくようになり、楽器の演奏も繰り返し練習を続ければ、初めは演奏できなかった曲がやがて出来るようになります。
勉強もまったく同じです。問題を解き、間違いを見直し、もう一度挑戦する、その積み重ねによって、確かな力が育っていきます。
しかし、子どもたちは時に「自分は勉強が苦手だから…」とあきらめそうになることがあります。そこで私たちは、子どもたちが「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることを大切にしてきました。たとえ一問でも、自分の力で解けた瞬間の笑顔や達成感は、次の挑戦へとつながります。その一歩一歩を支え続けるのが、塾の役割だと考えています。
実際の指導では、ただ解法を教えるのではなく、生徒自身が「なぜそうなるのか」を言葉にできるように導くことを心がけています。理解を自分の言葉で説明できるようになれば、知識は本物の力として定着します。これは愛知県の公立高校入試(マークシート方式)においても非常に重要で、正しい理解があれば選択肢に惑わされず、確実に答えを選べるようになります。
グリーンセミナーでは、主要4科目(英・数・理・社)に、キビ学習システム「メビウス」を導入しています。このシステムは、できる問題とできない問題を自動で振り分け、できない問題を徹底的に繰り返す仕組みになっています。特にテスト前には、一人ひとりの弱点を効率よく克服できるように活用しています。
勉強も運動も、文化活動も同じ「努力の積み重ねが未来を拓く力になる」。
これこそが、グリーンセミナーが20年間守り続けてきた信念です。 これからも「人が人に教える温かさ」を大切にしながら、子どもたち一人ひとりの「できた!」を増やし、未来へと羽ばたく力を育てていきたいと思います。